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ほんとうの癒しとは

 今、巷ではヒーリングや癒しと云った言葉が溢れている。情報が氾濫し、社会のシステム化が進んだ結果、自分の居場所がなくなっていくように感じることが多くなる。その反動として精神世界や宗教にはまり込んだり、社会になじめず閉じこもるニートになってしまったりしている。精神的に傷ついてしまった人も増えてしまっているように感じる。
 人により癒される対象は様々だが、究極的には「自分の価値を再発見する」ことが癒しの原点ではないかと思う。社会心理学者のE.フロムは、著書「生きるということ」の中で「haveの文化」「beの文化」と云う表現で価値観の転換を提起している。

 『自分というものを表現するとき、多くの人は何を持っているかを表現し、自分自身が何を考え、どんな行動をしているかについては何も語らない。どれだけの財産を持っているのか、どんな車に乗っているのか、どんな家に住んでいるのか、学歴はどのようなものなのかなどを語ることによって自分を表現したと考える。つまり自分自身に価値があるのではなく、何を持っている自分であるかがその人の価値となっている、そんな文化をhaveの文化と書いている。
   (中略)
 私たちはいままで常に、「ここにある一杯の水よりうまいものがあるはず」と思わされるような文化に浸っていた。そのように思わされることによって消費が促進され、経済活動が活発になる。そのような文化のなかで生きるより、これからは「ここにある一杯の水によって私はとっても嬉しい」と感じることができる文化が必要とされるのではないだろうか。これがbeの文化だ。これは些細なことのように思えるがそこから生まれてくる人の感情や行動には大きな違いがある。』

他ならぬ「私」の存在が嬉しいと感じることを忘れてしまっていることが、癒しを過剰に求めることになっているのだろう。
 だが、それは「さをり」の考えに近いものだろう。創作する中で、理屈をこねくり回さなくとも、自分でも分からなかった愛すべき自分が発見出来るのではないだろうか。自分の癒しは、自分の中から自然と出てくることがほんとうの癒しだと思う。自分の中から湧き上がってくることと向き合える喜びが必要ではないだろうか。
 「スローライフ」と云う言葉もよく聞かれるようになったが、絵に描いたような「スローライフ」ではなく、自分の感性を信じたところに、その人の「スローライフ」が現れるのだろう。
 「さをり」を織ることで自分の内面が自然に変わっていく可能性を感じている。まだまだほんとうの自分を見つけるには程遠いが、じっくりゆっくり自分と向き合いたいと思う。手織り適塾さをり通信

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テーマ : 癒し
ジャンル : ライフ

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